建造100年の貴重な屋敷の地盤沈下によって沈んだ一部をジャッキアップ工事にて水平に戻す工事を行いました。
写真ではわかりにくいですが左側に10㎝ほど沈み込んでます。
室内の和室を解体し内部からも作業することにしました。
100年前の施工のままで、コンクリートの基礎など全くなく、地面から束と束石で建物を支えている状態でした。
工事内容としては、束のある部分の下にコンクリートの基礎を作って、油圧ジャッキで建物を水平まで持ち上げ、長い束に入れ替える工事です。
現状、地盤の上に仮枠、鉄筋工事を行っていきます。
コンクリートを打設して、いよいよ準備完了です。
和室内部も同様にコンクリートを打設しました。
そして、ジャッキアップ作業の開始です!!
思ってるより多いめに油圧ジャッキ用意しました。本当に建物が持ち上がるか心配やったし!!
いよいよ作業開始!
ドキドキが止まらねー!って感じ。
建物も古く柱も少ないので、ジャッキアップの際、倒壊しないか心配でしたが、結構あっさり持ち上がりました。
前の晩、心配で寝れませんでしたが、これでひと安心です。今夜はよく寝れそうだぜ。
束を入れ替えて作業完了です!!
今回の工事を通じて、すごく勉強にもなったし、いい経験にもなりました。
お施主様にも大変喜んでいただき、非常にうれしかったです。
門真市 地盤沈下 ジャッキアップ工事